事件报告

2026.3.30

研讨会报告:通过沟通和自我关怀为父母和孩子创造安全可靠的空间

2025年11月、小・中学生の保護者を対象としたイベント「不登校の子どもを支える保護者のひろば」が開催されました。このレポートでは3回にわたり、イベントの様子をお伝えします。
イベントは、有識者による「セミナー」、経験者による「トークイベント」、保護者同士の「参加者交流会」、不登校支援の経験がある相談員との「個別相談会」の4つのプログラムから構成されます。 第2弾では、「セミナー」に登壇された、東京学芸大学教授の福井里江先生の講演の内容と、講演後のインタビュー内容をお届けします。

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セミナーのテーマは「親子の“安心基地”を整えるコミュニケーション&セルフケア」。
言葉の選び方、距離感、生活リズム、SOSのキャッチなど、子供の気持ちを尊重した関わり方や、保護者自身が辛いときの対応など、頑張りすぎない工夫を教えていただきました。

子供が不登校になったとき、親としてどのように向き合えばいいでしょうか。

不登校は、様々な理由から子供が心の傷を抱えたり、心のエネルギーが減ったりしたときに、自分を守るための反応として生じると考えられます。いろいろな対応が考えられますが、その一つに、子供が安心できる関わり方の工夫があります。
不登校で悩んでいると、子供も保護者もそのことで心がいっぱいになってしまいがちですが、学校に行っていないからといって、その子のすべてが不登校という世界におおい尽くされるわけではありません。その子の困難だけでなく、その子なりに頑張っていること、長所、興味といった、健康な部分にも目を向けることが大切です。
子供との関わり方のヒントに、「まんじゅう理論」というものがあります。つらさや苦しさを「あんこ」、好きなことや頑張っていることを「皮」にたとえて、おまんじゅうのように考えてみるのです。悩んでいる時、つい「あんこ」の部分に意識が向いてしまいますが、「皮」の部分もたくさんあるはずです。「あんこ」だけでなく「皮」の部分にも目を向けて、小さな皮でよいからたくさん見つけていくと、おまんじゅう全体がふっくらと大きくなってきます。このとき、「あんこ」が心の中に占める割合が相対的に小さくなって、安心感や希望が生まれてくるのです。

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「あんこ」の大きさそのものを小さくすることはできますか。

「あんこ」の部分は生きる苦労でもあるので、直接小さくすることはなかなか難しいですね。でも、「あんこ」を安心して話せると、大きさは変わらなくても、苦しさの色合いが薄くなったり、重さが軽くなったりします。
ただ、子供がどんなことを悩んでいるのか、どんなことがつらいのか、いきなり「あんこ」のことを尋ねても、それを話すのはなかなか難しいかもしれません。自分の気持ちをうまく表現する言葉が見つからなかったり、話したときに周りからどう思われるのかが不安だったりするからです。
そんなときはまず、短い時間でもよいから、お子さんとゆっくり過ごす時間を持ってみましょう。お子さんの張りつめた気持ちがほっとほぐれてくるなら、どんな過ごし方でもよいと思います。そして、お子さんの素敵なところ、頑張っていることなど「皮」の部分を認めてあげましょう。「あんこ」でない部分も見てもらえている、認めてもらえている、そのような実感から安心感が生まれてくると、つらいことや悲しいことも少しずつ話せるようになってきます。
いきなり全部を話せなくても、少し話したらそれをじっくりと受け止めて、また「皮」を探して増やしていくというように、「皮」と「あんこ」を行ったり来たりしながら、お子さんの心の声を少しずつ聞いていけるといいですね。

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子供の「あんこ」に対し、どう向き合うと良いでしょうか。

「あんこ」はつらい感情ですから、それを聞く大人の方もしんどいですよね。よかれと思ってつい、「そんなふうに思わなくてもいいんじゃない?」「そんなときはこうしてみたら?」などと言いたくなることもありますが、そういった説得やアドバイスはいったん脇において、「それはつらいね」「それは悔しいね」と「あんこ」の存在そのものを認めて寄り添うことが大切です。
「あんこ」を認めてもらうことで子供に生まれる効果は3つあります。 1つめは、気持ちの混乱そのものを和らげる効果です。つらかったね、苦しかったねと言ってもらうことで、分かってもらえたと思えてホッとできます。
2つめは、自己肯定感や自分への自信につながる効果です。「あんこ」もその子自身の大切な一部分です。「つらい」「苦しい」という感情であっても、承認してもらうことによって、「今の状況ではそういう気持ちになるのは自然なことなんだ」「自分は間違っていないんだ」と思えることが、自信になります。
3つめは、変化に向かう力になるという効果です。承認してもらうことが、つらさを乗り越え、成長していくエネルギーになるのです。

子供は自分のSOSを言葉にしづらいですよね。どのようにキャッチしたらよいのでしょうか。

日々の生活をともにしている親だからこそできる強みは、体のサインに気づきやすいことです。眠れていない/眠りすぎている、食欲がない/食欲が止まらない、身体が緊張している、表情がすぐれない、元気がないなどです。また、普段と違う言動があることも、1つのサインです。いつもはよくお話をする子なのに口数が少ない、いつもより妙に明るいなどです。こうしたちょっとした変化をキャッチしていけるといいですね。
また、まだ声になっていない声に耳を傾けるために、言葉と言葉の「間」を意識することが挙げられます。
日常会話のテンポではそのスペースが生まれにくいのですが、子供がなにかを話し始めたら、いったん途切れてもひと呼吸もふた呼吸も待ってみる。たっぷりと間を作ってあげると次の言葉が聞けるかもしれません。

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保護者自身が疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。日常の中でできることはありますか。

お子さんのケアはとても大切ですが、保護者自身の安心や、疲労・ストレスのケアも、それ以上にとても大切です。
一度立ち止まって自分自身の心身の感覚に意識を向けてみましょう。眠れているか、食欲はどうか、緊張している箇所はないか、どんなつらい感情や心配ごとがあるか、などです。自分のしんどさに気づいて眺めてみるだけでも、そこに飲み込まれずに一歩距離を取ることにつながります。そして、ゆったり呼吸する、こわばっている首や肩を伸ばす、自分の感情や心配ごとを優しく認める、短い時間でも1人の時間を持つ、その他、いつものリラックスできる工夫を取り入れてみるなどして、少しずつ心身をほぐしてみましょう。
保護者の方が頑張りすぎず、自分が休まるひとときを持って笑顔が増えることは、お子さんによくないはずがありません。ぜひご自身を大切にケアしていただければと思います。

保護者の方へのメッセージをお願いします。

子供の不登校という状況に直面されている保護者の皆さんは、すでにたくさんの工夫や努力を重ねていると思います。たとえば、お子さんに一見大きな変化がないように見えても、実はささやかな変化が日々あることに保護者が気づかれることも、積み重ねの力だと思います。 保護者にとっても、自分自身の「あんこ」を癒し、「皮」を少しずつでも見つけてくことが大切です。1人ではそれが難しいときは、その難しさを誰かと分かち合い、「自分だけじゃないんだ」と思えることが、勇気になることもあります。ぜひご自分を責めずに、いたわりながら、新たな一歩に向けてエネルギーを蓄えていただけたらと思います。

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