记事专栏

2026.3.30

“一年级问题”究竟是什么?

不登校の低年齢化に関する実態調査から見えてきた、子供たちの「本当の声」

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目次

進む、不登校の低年齢化

入学したばかりの我が子が「学校に行きたくない」と言い出したとき、保護者の胸には大きな不安が広がります。「育て方が悪かったのか」「うちの子が弱いのか」――。
そう自分を責めてしまう方も少なくありません。

実は今、文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、東京都内では小学校1年生の不登校児童数が、ここ5年間で約3.3倍にも急増しています。
これは特定の家庭だけの問題ではなく、社会全体で考えるべき大きな課題です。

東京都はこの実態を解明するため、不登校の有無に関わらず都内在住の小学校1年生・3年生・6年生の児童とその保護者(各3,000世帯)を無作為に抽出し、アンケート調査を行いました。

さらに、教育支援センター、学びの多様化学校、フリースクール等にいる子供たちや支援者(教育相談員など)へのヒアリング調査も実施しました。

今回の調査では、学校に行っていない、または登校渋りの様子が見られる子供を「不登校傾向」、それ以外の子供を「非不登校傾向」とし、回答内容を比較することで不登校の低年齢化の要因を分析しました。

そこから見えてきたのは、子供たちが直面している「意外な真実」でした。

なぜ、1年生で「行きたくない」が増えるのか?

調査の結果、低学年(特に1年生)と高学年(6年生)では、不登校や登校渋りになる理由に違いがあることが分かりました。

高学年では「友人関係」や「先生との相性」といった人間関係の悩みが中心です。
しかし、1年生の原因は、「新しい環境への適応不安」と「分離不安(保護者と離れる不安)」が多い傾向が見られました。

子供たちは、幼稚園や保育園で「遊び」を中心に、過ごしてきた中で、小学校に入学すると、「45分間じっと座る」「多数の集団で常に同じ行動をする」「学習という成果を求められる」という、異なるルール(システム)の生活に慣れていく必要があります。

この「幼保から小学校への環境の変化」は、私たち大人が考える以上に、子供たちにとって大きな衝撃なのです。

子供たちへのヒアリング調査では、「勉強への抵抗感」だけでなく、「音がうるさい」「人が多すぎる」といった「感覚の過敏さ」を訴える声も聞かれました。

これは決して「わがまま」や「甘え」ではありません。まだ幼い心と体にとって、環境変化の刺激が少し強すぎたり、戸惑ったりしているというサインなのです。

親の思いと、子の思いの「すれ違い」

もう一つ、この調査で興味深いことが分かりました。それは、「今回の調査対象世帯の約3割に、保護者と子供の不登校・登校渋りに対する認識の差がある」ということです。

一つは、子供は「行きたくない(つらい)」と感じているのに、親は「問題ない」と思っているケース。

低学年の子供は、自分のつらさを言葉でうまく説明できません。その代わり、腹痛や頭痛といった身体症状や、気分の落ち込みといった精神的な症状としてサインを出しています。親が「学校では元気にしているから」と思っていても、小さなサインを見逃している可能性があるのです。

もう一つは逆に、子供は「問題ない」と思っているのに、親が「行きたがらないのでは」と過剰に心配しているケースです。

これは特に小学1年生の家庭に多く見られました。入学前から「うちの子、やっていけるかしら」という親の不安が強く、子供の日常的な疲れや甘えを「不登校の予兆では?」と敏感に捉えてしまっている可能性があります。

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「環境」に目を向けてみましょう

今回の調査結果を見て分かったことがありました。
「低学年の行き渋りは、誰にでも起こりうること。原因は『環境の急激な変化』ということもある」と。

もし、お子さんが学校に行きづらそうにしていたら、まずは「この子がダメなんだ」と思わず、「環境が合っていないのかもしれない」「変化が急すぎたのかもしれない」と考えてみてください。

家庭でリラックスできる時間を増やしたり、学校の先生に「音に敏感なようです」と伝えたりするだけで、楽になることもあります。

ひとりで抱え込まないで

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今回の調査は、数字だけでなく、子供たちの切実な「声」を拾い上げた点に意味があります。その声は、「安心できる場所がほしい」という子供のSOSや「もっと自分に合ったペースで学びたい」というメッセージでもあります。

保護者だけで悩まず、スクールカウンセラーなどの支援機関の知恵を頼ってください。
子供の笑顔を取り戻すための選択肢は、様々です。その子らしく成長できる環境を、一緒に探していきましょう。

注意

今回の「不登校の低年齢化に関する実態調査」は、小学校1年生の不登校者数がコロナ前と比較して大幅に増加し、不登校児童・生徒の低年齢化の傾向が見られたことを受け、その要因を分析し、施策を検討するため、東京都が実施しました。この調査結果については、以下リンクにて掲載しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
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编辑该文章的人

公益社团法人儿童发展科学研究所所长兼首席研究员 和久田学

和久田学 公益社团法人 儿童发展科学研究所
主任/首席研究员

在担任特殊教育学校教师20余年后,获得儿童发展学博士学位。专业领域为儿童欺凌及拒学等问题。